よくあるご質問

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胃の症状、ピロリ菌の除菌について

Q.01 みぞおちの鈍い痛み、背中の痛み、胸やけ、胃もたれ、すっぱいゲップ、
吐き気、下血(黒い便、タール便)などの症状がある時、
どんな病気が考えられますか?
回答を見る
胃潰瘍または十二指腸潰瘍の疑いがあります。
消化器内科(水曜・金曜)で胃カメラを受けることをお勧めします。
十二指腸潰瘍は、空腹時(特に夜間・早朝)に痛むことが多いです。
胃潰瘍は、食後少し時間が経過すると痛むことが多いです。
Q.02 胸やけ、ゲップ、喉がつかえる感じ、喉がイガイガする感じ、
喉や口の中の酸っぱい感じ、声がかすれる、咳がよく出るなどの症状がある時、
どんな病気が考えられますか?回答を見る
逆流性食道炎の疑いがあります。
・消化器内科(水曜・金曜)で胃カメラを受けることをお勧めします。
Q.03 ピロリ菌に感染していた場合除菌をした方がいいですか?回答を見る
日本人がかかっている胃がんの原因の9割以上は、ピロリ菌感染によるものです。
ピロリ菌に感染しているのであれば除菌することをお勧めします。
但し、ご本人の体調(合併症)・年齢・治療薬の副作用リスク(軽便、下痢、味覚異常、アレルギー反応など)もありますので、医師にご相談下さい。
Q.04 ピロリ菌の判定方法回答を見る
ピロリ菌の判定検査にはいくつか検査方法がありますが、
ピロリ菌検査の中で最も精度が高い「尿素呼気試験」を行います。
検査用の薬を飲み、約20分経過した後の息(呼気)を調べます。

*空腹の状態で検査しますので、何も食べずにご来院してください。
煙草は吸わないで下さい。
また内服中の薬の種類によっては、検査結果に影響を与えるため、
検査前に医師にご相談下さい。
Q.05 ピロリ菌除菌に健康保険は使えますか?回答を見る
保険適応になる方は
胃カメラにおいて慢性胃炎、萎縮性胃炎、胃潰瘍、十二指腸潰瘍の確定診断がなされた方で
ピロリ菌検査結果が陽性の場合、除菌療法の適応になります。

*以下の方も保険適応の対象です。
胃MALTリンパ腫の患者
特発性血小板減少性紫斑病の患者
早期胃がんに対する内視鏡的治療後の患者
Q.06 一回目の除菌療法で除菌できなかった場合はどうなりますか?回答を見る
再び7日間かけて薬を飲む、2回目の除菌療法を行います。(健康保険の対象になります。)
2種類の「抗菌薬」のうち1つを初回とは別の薬に変えて、再び除菌療法を行います(二次除菌療法)。